


コンテナには2種類の積み方があります
前回までに勉強したコンテナサイズ 20FT 40FT がありますね。
それぞのコンテナには最大積載CBMがあり、
どれだけの商品を積むことができるかも勉強しました。
でも、いざ商品を輸入する際にコンテナにどれだけ積む事ができるか勉強しましたが、
コンテナがいっぱいになるまで、商品を積まなければいけないのか?
最初からそんなに多くの商品を輸入する事はあまりできませんよね。
答えは、
コンテナいっぱいに商品を積まなくても問題ありません。
単純にコンテナいっぱいに商品を積んだ方が、1個あたりの輸入コストが下がる事になるだけで、
少量でもOKですので、その内容を教えていきます。
コンテナ商品の積み方には、2種類の積み方があります。
- FCL(エフシーエル) : コンテナ内いっぱいに商品を入れる事です。
( Full Container Load の略です) - LCL(エルシーエル): コンテナ内に他の人の商品と一緒に混載で入れる事です。
( Less Than Container Load の略です)
※ちなみに、乙仲からは CFS と言われる事もあります。
CFS とは、コンテナを港にもって来た時に、
LCL(混載商品)を港で分ける場所の事を、CFSと言います。そのため、通関業者からすると LCLの事を CFS と言う人もいます。
このように、コンテナの積み方には2種類の積み方があるため、
その時に輸入する数量や、サイズによってコンテナの積み方を選びましょう。
あと、費用の計算方法については、FCLとLCLでは少し変わってきます。
FCLでは1コンテナに対して計算しますが、LCLではCBMに対して費用を計算します。
それぞれの計算方法については、別の記事で説明していきます。
ただ、家具等の1個あたりの大きい商品は、FCLであってもコンテナには少量しか積めないため、
LCLで考える必要がない商品もあります。
例えば、
100cm*50cm*180cmの棚、分解できない完成型の商品の場合、
1個あたりのCBMが0.9CBMの為、20FTコンテナには27個しか積む事ができません。
その為、1個あたりのカートンのサイズを把握する事はかなり重要です。
ココがポイント
コンテナには必ずいっぱい商品を積む必要はないです。
コンテナをいっぱいに商品を積む事を【FCL】といい、少量だけを他の人の荷物と一緒にコンテナに入れる事を【LCL】と言います。
費用計算は、FCLは1コンテナ毎の計算。LCLはCBM毎の計算。
因みに、ここで少し確認してみましょう。
FCL、LCL、国際便ではどのように違いがあるのでしょうか。
FCL、LCL、国際便(飛行機)どれが安い?
では、今まで勉強した中で、どれが一番費用が安いのか?ってなりますよね。
もちろん船で持ってくる方が安いですが、それぞれにはメリット・デメリットがあります。
費用と時間がそれぞれ変わってきますので、確認してみましょう。
費用の違い
費用が安い順
- FCL:飛行機よりも船が安く、その上コンテナに商品を満載に積み込むので、1個あたりの運送費が安いです。
- LCL:飛行機よりも船が安く、他の人と混載でもってくるので、1個あたりの運送費用が国際便よりも安いです。
- 国際便:船よりも飛行機のほうが時間が早いため、1個あたりの運送費用が一番高いです。
日本に届く時間の速さ
時間が早い順
- 国際便:船よりも飛行機のほうがもちろん移動スピードが速いため、一番届くのが早いです。
- FCL:コンテナが満載だと、LCLと違いそのまますぐに通関できるので日本についてからの処理が早いです。
- LCL:混載の為、日本に到着した時に、他の人の商品との荷物振り分けが発生するので時間がかかります。FCLよりも1日~2日ほど時間がかかります。
輸入する国が遠ければ遠いほど、飛行機と船の日数は大きく変わってきます。
私たちが飛行機でヨーロッパに行くのと、船でヨーロッパに行くのに大きく日数が変わるのと同じですね。
では、FCLとLCLでなぜ日数が変わるのかがイメージできないと思いますので
下記に流れを書いてみましたので、確認してみましょう。
FCLとLCLの流れの違い
- FCL: 海外⇒ 日本到着⇒ 通関⇒ 配送⇒ 納品
- LCL: 海外⇒ 日本到着⇒ 倉庫へ一旦移動し荷物を分ける⇒ 通関⇒ 配送 ⇒ 納品
どうでしょうかイメージがつきましたか??
LCLはコンテナに他の人と一緒に混載しているので、
それぞれの商品毎に通関する為、一度倉庫へ移動し商品を分ける必要があるからです。
その為、一番時間がかかる事になります。
次は、荷物が日本に到着したらどうするかを勉強していきましょう。