輸入貿易

【売上原価、販売価格】を3ステップで確認・設定する!!

Rくん
輸入して商品を仕入れる方法はわかったけど、販売する為には【売上原価、販売価格】の設定方法は大事だよね。輸入して仕入れてから販売価格を決めてしまうと、販売価格が市場価格と合わなくて売れない!って事が発生してしまうからね
じゃ。。それを無くすためにはどうしたらいいのかなぁ??
Bear君
Rくん
そうならない為には、自分が売る商品、売りたい商品の市場適正価格を先に調べておく必要があるね
そうだね!では早速どんな風に調べるのか教えてくださーい。
Bear君
Rくん
おっと!その前に、小売店が商品を仕入れている価格帯を勉強しておく必要があるから先に市場での商品の流れと仕入れ価格を勉強しよう。
仕入れ価格を頭に入れておく事によって商品調査をする場合にイメージがつきやすくなるからね
はーい!かしこまりです!!
Bear君

 

小売店が商品販売するまでの
商品仕入れ価格、販売価格、商品の流れ 5つのパターン

商品が販売されるまでの流れには5つのパターンがあります。

  1. 海外 ⇒ 輸入者 ⇒ 卸業者 ⇒ 店舗 ⇒ 顧客
  2. 国内製造者 ⇒ 卸業者 ⇒ 店舗 ⇒ 顧客
  3. 海外 ⇒ 輸入者 ⇒ 店舗 ⇒ 顧客
  4. 国内製造者 ⇒ 店舗 ⇒ 顧客
  5. 海外 ⇒ 店舗 ⇒ 顧客

輸入者(商社)または国内製造者が【卸業者メイン】に販売する流れ

輸入者(商社)または国内製造者が【直接小売店】に販売する流れ

小売店が【直接海外から仕入れ、製造】を行う流れ(これをSPAと言います

それぞれの仕入れ価格帯はどのようになっているのでしょうか?

商品価格1,000円の商品を先ほどの図から逆算して計算していきます。

条件:商品販売価格 1,000円

顧客(1,000円で購入)⇒ 店舗(600円仕入れ)⇒ 卸業者(450円仕入れ)⇒ 輸入者(300円仕入れ)
顧客(1,000円で購入)⇒ 店舗(600円仕入れ)⇒ 卸業者(450円仕入れ)⇒ 国内製造者(300円で製造)

顧客(1,000円で購入)⇒ 店舗(500円仕入れ)⇒ 輸入者(300円仕入れ)
顧客(1,000円で購入)⇒ 店舗(500円仕入れ)⇒ 輸入者(300円製造)

顧客(1,000円で購入)⇒ 店舗(300円仕入れ)⇒ 海外

このような流れになっています。

<店舗が仕入れる価格帯>

店舗は、卸業者から仕入れる場合は、販売価格の60%~55%で仕入れます。
店舗は、輸入者または製造者から仕入れる場合は、販売価格の55%~45%で仕入れます。
店舗が直接海外から仕入れ、製造輸入する時は、販売価格の35%~25%で仕入れます。

<卸業者が仕入れる価格帯>

卸業者は、輸入者、国内製造者から仕入れる場合は、販売価格の45%~40%で仕入れます。

<輸入車または製造者>

輸入者または製造者は、販売価格の30%以下で製造する事を設定します。

一般的な仕入れ、販売価格の流れなので、イレギュラーはありますが、
この内容は基本になるので覚えておきましょう。

それでは、市場の仕入れ価格・販売までの流れを勉強した所で、
販売価格の設定方法について勉強していきます。

 

【売上原価、販売価格】を3ステップで確認・設定する!!

step
1
売る商品、売りたい商品の市場価格を調べる

調べる方法は2項目あります。
まずは、実店舗で販売されている価格を調べます。
調べる店舗は、大きい店舗3店舗(イオン等の大型店舗)、小さい店舗3店舗(個人で展開している店舗)の計6店舗は調べましょう。
同じ会社の店舗でなく、それぞれ違い会社の店舗を調べる事が重要です。

6店舗調べる事により、価格設定の違いがある程度わかります。
1000円で販売する店舗もあれば、900円で販売する店舗もありますので、
自分が輸入、製造する商品は900円~950円の販売価格設定にすれば問題ない事になります。

仮に販売価格設定を900円にした場合、輸入した時の商品仕入れ価格は販売価格の30%以下なので、
270円以下で仕入れるようにします。

これである程度の仕入れ価格の設定はできますが、
実店舗よりもネット販売価格のほうが安いのでそちらも調べておく必要があります。

 

step
2
ネット販売価格を調べる

実店舗の価格は先ほど調べましたね。
次はネットでの販売価格を調べていきましょう。

楽天市場・アマゾン・ヤフーショッピング等の有名どころショッピングサイトは
必ず調べます。

ネット販売価格は、実店舗よりも5%、10%と安い事があるからです。

その理由としては、ネット店舗のほうが実店舗にかかる費用よりも安いからです。

その為、実店舗よりも販売価格を安くして集客をしています。

実店舗で1000円~900円で販売されている商品は、950円~850円等で販売されているので、
ネット販売価格を調査する事により、より一層販売価格設定の精度を上げる事ができます。

実店舗+ネット販売価格の両方を調べた結果、1000円~850円の価格帯が適正価格になります。

この価格を踏まえて、先ほどの仕入れ価格270円以下の設定をもう少し下げる事ができるか判断します。

もし価格を下げる事が難しそうなら
商品に対して自社ブランドのロゴを付ける、市場にない色の商品にする等の+αのポイントをつけ足す。
そうする事により、市場の優位性ができるので、市場の適正価格よりも値段を上げる事も可能になります。

自身が輸入、開発した商品の販売先を実店舗に販売または卸しをするか
ネット店舗にて販売するかによっても考え方が変わるので、自分なりの価格設定フォーマットを作成しましょう。

 

step
3
販売価格、売上原価の設定と利益の確認

実店舗、ネット販売価格の確認によって市場適正価格が分かった所で、
自分なりの販売価格、売上原価の設定ができたと思いますが、実際に金額を設定して確認しましょう。

販売価格、売上原価、利益計算に必要な内容を説明していきます。

販売方法はネット販売もする前提で考えていきます。

 

  • 販売価格: 販売する価格
  • 売上手数料: ネット店舗使用した場合に発生する手数料
  • システム利用料:  ネット店舗使用した場合に発生する手数料
  • 配送費用(1個当たり): 商品発送に価格配送料
  • 商品原価: 輸入、仕入れの価格
  • 売上利益: 1個あたりの販売利益
  • 販売数量: 販売した総数
  • 売上総利益: 1個あたりの販売利益×販売した数量

利益計算式

販売価格 ー(売上手数料+システム利用料+配送費用+商品原価)=売上利益

 

利益計算式はこのようになります。参考までに。

 

販売価格を設定する時は、

まず緑ラインの【システム利用料+配送費用+商品原価=販売原価】を計算します。

次に【販売原価÷0.3~0.27=仮の販売価格】がでます。

販売価格が計算できたら売上手数料を計算し、販売原価に加える事により、販売原価の完成です。

仮の販売価格から完成した販売原価を引くと利益計算できますので、
仮の販売価格で出た利益で問題ないかの確認をします。

問題なければ、販売価格の確定です。

販売価格計算式

①システム利用料+配送費用+商品原価=販売原価
②販売原価÷0.3~0.27=仮の販売価格
③仮の販売価格×売上手数料=販売価格の完成
※システム利用料や売上手数料が発生しない場合は、この2点は無しにしてください。

エクセルで作成しましたので、必要な人はこちらかダウンロードして試してみましょう

 

何度もシュミレーションをしてイメージを叩き込みましょう。
利益がしっかりと出せないと意味がないので、頑張りましょう

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